それは、ヒマな人
わざわざ他人にちょっかいを出して、人をいじめたり悪口を言ったりする人とは、いったいどんな人でしょうか？
ずばり言います。
それは、「ヒマな人」だからです。
つまり、別段やる仕事もない。他に生産的なことをやっているわけでも無い。
すなわち暇なので、他人にちょっかいを出してしまうのです。
この場合の「暇」「仕事が無い」と言うことは、文字通り失業したり、引きこもっているという意味ではありません。
そうではなくて、むしろ「自分がやるべき事をやっていない」」、「自分がやるべき事を、わざと避けている」という意味で、「仕事が無い」と言っています。
これは何も、実際の「職業」という意味よりももっと広く、「自分がやりたい事、やるべき事」と言った良いかもしれません。
しかし、「いや、むしろ学校とか職場とか、『自分がやるべき事』をやっている人が集まっている場所で、よくいじめは発生しているじゃないか？」という意見もあると思います。
そうですね。確かに、そう言った「仕事」をする場所でいじめは発生しています。
しかし、学校とか職場とか、「仕事」をする場所にいる人たちが、常に「仕事」をしているとは限りません。
ただ「そこに居る」だけで、むしろ「仕事」をしていない間に、いじめは発生します。
つまり、「暇」な間ですね。
それに加えて、表面上「仕事」をしているように見せかけて、実は何もしてない。そういう場合もあります。
実際に手を動かしているか否か、は関係ありません。
自分の意識を、「自分がやるべき事に向けているか、他人に向けているか」の違いです。
本当に「仕事」をしているのなら、他人のことに意識を向けている暇は無いはずです。
自分の「仕事」をやらずに、他人のことをあれこれ考えているから、いじめが発生してしまうのです。
つまり、いじめをしている人は「ヒマな人」です。
他人のことにちょっかいを出す事は止めて、自分がやるべき事に集中しましょう。
